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「アンサンブルズ2010ー共振」 [見にいった]

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水戸芸術館で昨年11月から開催されていた「アンサンブルズ2010ー共振」展、
早いもので今週末でいよいよ会期終了。

2008年にスタートした音楽家・大友良英のディレクションによる「音の展示」のシリーズだが、2009年の原宿での展示がとてもよかったので、ちょっと遠いが今回も見に行こうと決めていた。

連続するいくつもの展示室を貫いて配置された
大量のポータブルプレイヤーやスネアがたてる不規則なざわめき。
解体ー再構築されたピアノから天に伸びるワイヤーのかすかなうなり。
無数のイヤホンから漏れてくる音楽の断片。
そして行き交う観客のたてる足音やささやき声。
すべての音と響きが混じり合い、空間をつくりだす。
一瞬として同じ瞬間はなく、神経を集中しているうちに、
ざわめく森の中、あるいは巨大な生き物の体内にでも入り込んだような不思議な感覚に陥る。
気がつけば結局3時間以上滞在していた。

時間が許せばもっと居たかったなぁ、っていうかここ住みたい(笑)。
長時間音に集中していたせいか、外に出てからもあらゆる音が新鮮に聴こえて
耳と頭の中が洗い直された気分になった。

土日ではなかったのでキワマリ荘の方は見れなかったのが心残り。
ライブイベントも観たかったし、うう、もう一度行ければ…。

気になってる方は今週末が最後のチャンス!
ぜひ現場で体験を。


「大友良英のJAMJAM日記」:http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/
水戸芸術館HP:http://www.arttowermito.or.jp/art/modules/tinyd0/index.php?id=14
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