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JAZZ ART せんがわ [見にいった]

前から行きたいとは思っていたが機会を逃していたJAZZ ARTせんがわ。
今年も情報の入手が遅れたために出入自由の共通チケットが入手できず、
泣く泣くいちばん興味をひかれた7/9のプログラムに絞ることに。

会場のせんがわ劇場は安藤忠雄設計だとかで、
道路に沿ってのびる細長い敷地を活かしてパースペクティブを強調しながらも
微妙に水平感覚を狂わされるような不思議な建築。表参道ヒルズに近いか。
それにしてもコンクリート施工の美しさがハンパない。さすがだわー。
こんなきめ細かく均一なコンクリートは見たことが無い。

さてライブはまずHaco×坂本弘道×荒井良二。
絵本作家・荒井良二さんはライブペインティングでの参加。
演奏とともに即興で3m×4mくらいの大きな画面にチューブから絵の具を直接塗り付けて手でガンガンのばしたり混ぜ合わせたりしてゆく。
ほとんど休まずに大きくからだを動かしながら描き続ける線や色の固まりはからだの運動の軌跡を画面に刻印しているようだ。
それでいて画面には次第に何か作品と呼べるものがきちんとたち現れてくるところが面白い。

そして今回いちばん観たかった梅津和時×田中泯×山下洋輔。
まさに達人同士の真剣での斬り合い、というか。
「間」の使い方が尋常ではない。圧倒されるなぁ。
修行不足のシロウトとしては、刃先をよけるのが精一杯といったところ。
まだまだ修行が足りんなぁ…。

音楽に他の表現が組み合わされているとその身体性を強く感じる気がする。
音楽とは身体。絵とは身体。踊りとは身体。なのかもしれない。
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