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土鍋修繕における微妙な決着 [修理など]

6月に割れた土鍋のふたを修繕すべく「金継ぎ」に挑戦。
四苦八苦しながらもなんとか乾燥させるところまで漕ぎ着けまして。

その顛末はこの日記にも書いたのでご記憶の方もあるかと思われますが、
問題はそのあと。

ムロ(乾燥室)にダンボール箱を利用したためか
一ヶ月の乾燥期間のあいだにすっかり中身を忘れて
箱ごとしまい込んでしまっていたのでした(爆)

道理で冬になって鍋をしようと思ったらふたが見つからねえわけだ。
我ながら鳥頭にもほどがあるわー。

いいかげん決着をつけねばなるまいよ。

ようやく重い腰を上げ、
はみ出して固まった漆をリューターで削り、サンドペーパーで仕上げる。

IMG_0947.jpg

うーん、なんか微妙な仕上がりだなー。
継ぎ方もそうだが、漆糊の焦げ茶色のラインが強すぎて
いまいち美しいとはいい難い。
ていうか、ちょっと汚い(笑)
IMG_0950.jpg
IMG_0952.jpg
削ったところの周辺が、釉薬が剥げて白っぽくなってしまったのが
また残念さを醸し出していることよ…。

合わないかと思ってやめたけど、金を蒔いて仕上げた方がまだよかったかも。
当たり前だけど、技法をきちんと使うのは難しいもんだなぁ。
ちょっと適当にやりすぎた。反省。

ともあれ、やりかけのことにひとつ決着がつけられてスッキリした。
まだ試してないからちゃんと実用に耐えられるかは別問題、だけどね。

タグ:土鍋 金継ぎ
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