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映画「プリピャチ」 [見にいった]

チェルノブイリ原発事故が起きた直後、
住民はすべて避難し
周辺地域は二度と人が住めない環境になってしまったと
私を含めほとんどの日本人は聞いたと思う。

だから数年後、住み慣れた故郷とはいえ
汚染地域に戻って暮らしている人たちがいると知ったときは心底驚いた。
命が惜しくないのだろうか?それとも危険を知らされてないのか?

しかしそれから20年近くが経ち
日本でも原発事故が起こってしまった今では、
当時の自分の考えの浅はかさを恥じる他はない。
そんな単純な話ではなかったのだ。

事故の12年後、1998年に
「いのちのたべかた」のニコラス・ゲイハルター監督によって
記録されたモノクロの映像は、
原発から4kmの町プリピャチを含む
30km内立入制限区域“ゾーン”で生きる人々を
ただ静かに、寡黙に映し出す。

12年後のプリピャチ。12年後の福島。

未来はすでに用意されているのか?

まずは現在を知り、過去から学ぶことから始めなければ。

「プリピャチ」公式HP→http://www.uplink.co.jp/pripyat/
タグ:映画 原発
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